7月のバックヤード:7月15日

皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
バックヤードで栽培していたキキョウ、イセハナビを定植しました。キキョウは門の近くの花壇に、イセハナビは植木鉢やプランターに植えました。
ハカマカズラの苗もかわいい葉を熱風にそよがせています。熱帯に多いつる植物なので、太陽がガンガンあたる駐車場の近くでも大丈夫と思います。石垣島では、崖を這い上っていましたし、神島の「こやま」では、やはり崖崩れを覆うように茂っています。白浜のように暖かい地方の、荒れ地のカバープランツとして利用できるのではないかという実験をします。

キキョウは来年咲く予定です。キキョウは日当たりが良く、水やりしやすい門の近くに植えました。

イセハナビは、キツネノマゴ科の古典観葉植物で、地味ですが、野趣があります。本館の肖像画で、イセハナビを熊楠が持っているものがあります。熊楠邸の玄関に植えられていることから、もっと殖やしたいと思っています。挿し木で殖えます。今、かわいい薄紫色の花がついています。本館までの通路右側にありますので、御覧下さい。