皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
今朝、門のところでアナグマを見ました。京大水族館のほうから、ひょっこり顔を出し、私と目が合いました。犬やタヌキではありません。そのあと、動じるでもなく、私の車の前をトットトットと歩いて、記念館の門から中へ入っていきました。アナグマもいるんですね。かろうじてデジカメ写真が撮れたので、紹介しておきます。私は、アナグマによく出会います。田辺市内に住んでいるのですが、夜、防犯ライトがついたので見ると、物干し場を悠々と歩いていました。熊野古道那智高原で、夜明け頃に男子トイレの便器の中に丸まって寝ているのをみたことがあります。中辺路町水上の森のなかでは、アナグマのペアが戯れているのを見たこともあります。熊野古道三越峠で、アンパンをくわえて走るアナグマをみたこともあります。人間を畏れず、なんだか愛らしい彼らです。このへんのタヌキは、「かいせん」という皮膚病にかかって弱っているのを見かけますが、今朝見たアナグマは大丈夫のようです。
ちなみに、2011年5月3日、那智高原のトイレで寝ていたアナグマの写真を御覧いただきます。臭いそうですが、本人は爽やかにお目覚めで、スタスタと森に消えていきました。