皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
海岸が近いので、海の植物が見られます。たとえば、記念館の門の近くにあるハマウド。背の丈以上ある大きな草です。セリ科の植物です。
セリ科といえば、ニンジン、ウド、パクチー、セロリ、パセリなど食べられる植物が思い浮かびます。昭和の頃、ショートケーキの上にはイチゴとドライフルーツの赤いチェリーの砂糖漬けと緑色のアンゼリカの砂糖漬けが使われていました。アンゼリカといえばハマウドに似たセリ科のセイヨウトウキの茎を蜜で煮て乾燥させたものです。
最近健康食品で良く目にするアシタバも、海岸に多いところに生えるセリ科の植物です。アシタバとハマウドはよく似た所に生えますが、アシタバは茎や葉を傷つけると黄色い汁がでるので区別できます。ハマウドも食べられるのかなと思って、インターネットで検索すると、食べている方もおられます。壮大な草なので、食べがいがありますね。門の前のハマウドはまだ蕾ですが、もう少し経って小さい花が開くと昆虫がたくさん訪れます。