みなさん、こんにちは。学術スタッフの中野です。
GW・・・すっかり新緑の美しい季節となりましたね。
◀見上げれば、緑が眩しい!
◀緑のイロハモミジもいいですね♪
紅葉の時季はもちろんですが、新緑の時季のモミジも私は好きです。
ちなみに・・・イロハモミジの葉は、手のような形をしています(ヒトの手は指が5本ですが、イロハモミジは最大9裂まであります)。それを「1、2、3・・・」と数えるときに、昔は「いろはにほへと・・・」と数えたことから、イロハモミジと名前が付いたそうです。
さて、第1駐車場の隣の庭では、“生きている化石”メタセコイアが青々と葉っぱを茂らせています。
◀立派なメタセコイアです!
※「めっちゃセコイやん!」ではありません。
ご存じの方も多いと思いますが、メタセコイアはかつて化石でしか見られない絶滅した種として認識されていました。しかし、1945年中国の田舎で発見され、現生していることがわかり、1949年に日本と皇室がそれぞれ挿し木と種子を譲り受け、それが全国各地の校庭や公園に植えられるようになりました。そういった経緯から「生きている化石」と呼ばれています。
◀カマツカも新葉が美しいです♪
カマツカは材が硬くて折れにくいので、昔は鎌の柄として利用されていたそうです・・・なので、カマツカ。んー、少し散歩しただけで勉強になりますねー。
◀カキの葉も緑がピッカピカです!
◀タイワンフウも早々と青い実がついています。
「フウ」は、楓と書きますが、カエデの仲間で、秋には美しい紅葉が見られます。フウの実は、ちょうどサッカーボールのような構造になっているのですが、また秋になったらレポートしますね♪
紫外線が強くなってきましたが、緑の葉っぱの下で涼しく快適にお散歩できますよ。美しい新緑に包まれた番所山へどうぞ遊びに来てくださいね。