みなさん、こんにちは。学術スタッフの中野です。本日は、番所山のカタツムリのご紹介です。
最近、雨続きのせいか、カタツムリも活発になってきています。
◀記念館の裏口にいるシゲオマイマイ
元気に記念館周辺をお散歩している様子が数多く観察できます。
◀活発なシゲオマイマイ
記念館の周りの壁やガラスだけでも、5匹以上観察できました。紀南地方にしかいない種ですが、あんまり有難みはありません。笑
ちなみに、シゲオという名は、カタツムリの研究をした江村重雄さんを記念して、名前が付けられたそうです。
他にも、ムロマイマイやコスジギセル、チョウジガイの仲間が観察できました。
◀シゲオマイマイの右上にあるのがムロマイマイの殻
◀樹幹に付着しているコスジギセル
◀チョウジガイの仲間(オカチョウジガイ?)
・・・と、ここには黒いミミズが・・・ではなく、コウガイビルでしたーーー!
◀クロイロコウガイビル
こちらは、軟体動物っぽいですが、カタツムリの仲間ではなく、扁形動物つまりプラナリアやヒルの仲間なのです。しかも肉食!カタツムリやミミズを食べます。あ、でもヤマビルとかとは違って、ヒトの血は吸わないので、ご安心くださいね。