粘菌観察会を実施しました

こんにちは閑話猿です。

7月14日に令和6年度の紀の国森づくり基金活用事業・環境省吉野熊野国立公園パートナーシップイベント 「南方熊楠にまなぶ生物多様性」のイベントである粘菌観察会がありました。

 

当日は雨予報が出ていたにも関わらず、降雨もなく無事に実施できました。三連休の中日とあり、20名以上の参加がありました。

観察会の最初に講師の川上新一氏(和歌山県立自然博物館)による粘菌(変形菌)の講義をした後に番所山のなかで粘菌探しをしました。ピンセットで落ち葉や腐木に粘菌が発生していないか探したところ、22種類も発見することができました。

また最近降雨があったため、ツノホコリがたくさん発生していたのが印象的でした。観察会では発見した粘菌を講師の川上氏や山東氏に「粘菌かどうか」、「粘菌の名前」を教えてもらいながら実施したので、参加者の発見精度がどんどんあがっていきました。

約1時間30分程度の野外採集の後に室内で顕微鏡を使って、粘菌の観察をしました。そしてそれぞれお気に入りの粘菌を標本にして持ち帰ってもらいました。

 

次回の粘菌観察会は9月8日(日)に実施します。参加申し込みは以下のリンク又は電話(0739-42-2872)でできます。

南方熊楠記念館 「粘菌観察会のお知らせ」

粘菌観察会のお知らせ(7/14、9/8 開催)

ツノホコリ シロサカズキホコリ